CVV その歴史
ALLIGATOR CVV Valve
ALLIGATOR CVVバルブは画期的で全く新しいコンセプトから生まれた製品です。
自動車は高性能化しタイヤ周辺の環境はより厳しくなっていますが
世界のバルブ規格は40年以上基本的に変化はありません。
バルブは基本的にタイヤ指定空気圧により選定されます。
主に乗用車で使用されるTR413に代表される低圧用ゴムバルブ、トラック・バスで使用される金属製の高圧用クランプインバルブなどです。
そしてタイヤ空気圧が4.5kPa~7.0KPaの間、ライトバンやライトトラックではゴムバルブとクランプインバルブの両方が使われています。世界では整備性の容易さとコストから高圧用ゴムバルブTR600HPなどが長年使用されてきました。
しかし4.5kPaを超える圧力はゴムバルブの構造上の限界値に近く車両が段差や障害物を乗り越えた時、瞬間的により高圧になり空気漏れを起こす事例が多くありました。
そこでALLIGATORはコストをそのままにクランプインバルブの様な安全性を両立した全く新しい新時代のバルブを開発しました。
それがCVVです。
性能・安全性・整備性・コストを全てクリアすべく多くのコンセプトが生まれ試されCVVバルブが完成されました。
また企画にない新しいコンセプトの為、通常の2~3倍の厳しい耐久評価試験を行い今後数閏年間以上安心して使用できる製品コンセプトに仕上げました。
TR600HPの現行モデルというべきバルブです。
CVVとは
CVVの適正な性能
・性能
耐圧性能7.0kPaまでをカバーします。
・安全性
世界で最も厳しくISO規格や各国の工業規格にも使用されるDIN規格、自動車メーカーの要求を超える自社基準をクリアしています。
・整備性
通常のゴムバルブと同様に取り付け出来、また取り外しも簡単です。
・コスト
従来の高圧用ゴムバルブTR600HPなどと同等です。
*日本に先立ち海外では既に販売され延べ4000万本以上が安全に使用されています。
CVV(シーブイブイ)ライトトラック用バルブそれはハイブリッドバルブ
対応最高圧力は7.0bar
CVVとはスナップインバルブと同じように扱え、なおかつ高圧に対応する必要性から生まれたバルブです。
普通乗用車より高い空気圧を必要とするが大型車ほど高圧ではない、そのようなカテゴリに属する車種に対応します。
それらの車種では使用するタイヤバルブが普通乗用車用(スナップインバルブ)では不十分で大変危険です。
つまり、商用車、トレーラーハウス、キャンピングカーなどが該当し、それらの車種は多岐に渡ります。
そこでこれらの車種を「ライトトラック」と表現します。
CVVはまさしくライトトラック用のタイヤバルブです。
乗用車のスナップインバルブは主にスチールホイールで使用され、その対応最高圧力は4.5barです。
輸送車両など(乗用車も含む)で使われるクランプインバルブ(メタルバルブ)は主にアルミホイールで使用され、その対応最高圧力は14.0barです。
CVVは対応最高圧力は7.0bar。
対応圧力はクランプインバルブとメタルバルブの中間です。
そしてCVVはスナップインバルブと同じように手での取り付けが可能です。
それはまさしくスナップインバルブとクランプインバルブのハイブリッドです。
CVVの流れ
ヨーロッパでの必要性
ヨーロッパにおいてTR600HPやTR600XHPというバルブの問題が発生した後、ALLIGATOR社はより高圧力範囲に使用できるスナップインバルブが必要であると考えました。
その意図は、スナップインバルブと同じように取り扱うことができる高圧装置用のバルブを設計することにありました。
CVVバルブは、高圧TR600XHPバルブの次世代型バルブとなり、より多くのホイールで使用することができます。様々なデザインのホイールを膨大な数量で提供している欧州ホイール市場を背景に開発された製品です。
ALLIGATORが特許を取得した全く新しいバルブです。
使用方法
お求めはお近くのタイヤメーカー系販売店、タイヤショップにてお問い合わせください。
品質について
国際基準ISO16949
ALLIGATORの工場は国際基準ISO16949を取得しており厳しい品質管理されています。
万一リコールなどの問題の際もISO16949に沿って行動します。
そして義務である製造者責任保険に加入しています。
またEuroの法律に準拠し有害物質を有していませんので安心して使用頂けます。