1秒差の2位フィニッシュ
2015/8/29(土)・8/30(日)
[開催地]鈴鹿サーキット
[全長]5.807km
[予選結果]Q1:13位通過 Q2:3位
[決勝結果] 2位
[開催地]鈴鹿サーキット
[全長]5.807km
[予選結果]Q1:13位通過 Q2:3位
[決勝結果] 2位
BMW Z4 GT3には有利な鈴鹿サーキット。
高速ストレート以外にも多くのコーナーがありBMW Z4 GT3に向いたテクニカルなサーキットだ。
経験豊富なヨルグ・ミューラー選手と荒 聖治選手の両ドライバーにとっては長時間の戦いもいとわない。
決勝は雨の予想だが路面が乾いた状態で予選は開始された。練習で好調の荒 聖治選手をQ2に、ヨルグ・ミューラー選手がQ1に挑む。前戦の苦戦のことを思えば、決勝はできればぜひとも好位置からスタートしたい。
予選が始まった。ヨルグ・ミューラー選手がQ1開始直後2分0秒195をマーク。その後タイムは伸ばせずついにボーダーラインの13番手でQ2進出となった。
Q2結果でスターティンググリッドが決まる。Q2を任された荒 聖治選手。
タイヤを温め、すぐに1分58秒954でクラス1番手タイムをマーク。ポールポジションが眼前に見えたその時、No.10 GAINER TANAX GT-RとNO.2 シンティアム・アップル・ロータスが好タイムを連発。決勝は3番手セカンドローからのスタートとなった。
雨上がり直後の決勝。悩んで悩みぬいてウェットタイヤでヨルグ・ミューラー選手は決勝スタート。
そして再び雨が降り出し、ペースの上がらない展開となる。天候の変化など、レース展開に応じたピットイン対応が求められる。
30周目にピットイン。荒 聖治選手にバトンタッチする。なおもウェットタイヤで戦う。
ピットインで19番手にまで落ちるが、その後の6周で6番手に復帰。
そして雨も上がり、荒 聖治選手はペースを維持。ついにはNo.88マネパランボルギーニGT3を抜いて5番手となった。
その後チームは3度目のピットイン。ヨルグ・ミューラー選手に交替し。スリックタイヤをはく。時をおなじくしてセーフティカーが入り、レースが再開されると順位は周回遅れの6番手で2番手はNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT、NO.2 シンティアム・アップル・ロータス、No.88マネパランボルギーニGT3、No.55 ARTA CR-Z GT、が前を塞ぐ展開だ。
なんとか順位を上げたいヨルグ・ミューラー選手は2分3秒台のタイムをマーク、しかしピットレーンでラインカットし痛恨のペナルティ。13番手へ後退する。
なんとか奮戦するヨルグ・ミューラー選手。そしてセーフティカーが入ったことにより、前車との差がグッと縮まり周回遅れも解消する。
セーフティーカーがコースを出たその後ヨルグ・ミューラー選手がペースを上げる。2分2秒582と、ここまでの決勝ベストタイムを出すなど、81周目には9番手に返り咲く、91周目には4番手にまで浮上、そして再びピットストップする。すぐ前を行くのはグッドスマイル初音ミクSLSだった。
ピットストップ後、7番手で復帰するも、3番手、2番手と順調に順位を上げる。そしてトップのNo.10GAINER TANAX GT-Rに迫る。そして120周目にはついにホームストレート後のコーナーの飛び込みでGT-Rをパッシング。ついにNo.7Studie BMW Z4がトップにたった。
トップのGT-Rがピットインしたのを確認、122周目再びヨルグ・ミューラー選手に交代。
その後124周には2分2秒194と、この時点での決勝レースのGT300ベストラップを記録。4
番手、3番手と順位を上げついに2番手へ。トップのGT-Rはラップタイムが落ち、終盤の大逆転に期待がかかる。
集中するヨルグ・ミューラー選手。なんとここで雨。GT-Rは頑張り、とほぼ同一のタイムになる。
それでもプッシュするヨルグ・ミューラー選手。GT-Rと肉迫したまま周回する。優勝まで僅差迫るも時間制限とともにチェッカーフラッグが降りる。
6時間を闘いぬき、1秒差の2位表彰台となった。
BMW Sports Trophy Team Studieは18ポイントを獲得。ドライバー
ズポイントは34ポイント、2015シリーズ累計ポイントではNo.31 TOYOTA PRIUS apr GTと
並んで6位となった。