BMW Z4は残念ながら接触リタイア
2015/8/8(土)・8/9(日)
[開催地]富士スピードウェイ
[全長]4.563km
[予選結果]Q1:4位通過 Q2:4位
[決勝結果]リタイア
[開催地]富士スピードウェイ
[全長]4.563km
[予選結果]Q1:4位通過 Q2:4位
[決勝結果]リタイア
得意ではないはずのホームストレートのある富士スピードウェイで、意気揚々たるヨルグ・ミューラー選手が1分39秒160のタイムを叩きだした。予選中TOYOTA PRIUS apr GTに追突され、ボディ、その他パーツがダメージをうけたが、その大きなアクシデントもメカニックたちは修復し大いに期待に応えた。
聖治選手はQ1に乗ることが出来なかったので今回はヨルグ・ミューラー選手のみがステアリングを握った。そしてQ2進出を決めたのであった。
そしてQ2は聖治選手。なんとコンスタントに1分38秒台を連発し4番手を獲得した。
予選1位はNo.55 ARTA CR-Z GT、2番はNo.65 LEON SLS、3
番はNo.31 TOYOTA PRIUS apr GTという前方。聖治選手は1周目を5番で終えるとその後スグに3番手にまで順位をあげた。
その後2番手No.65 LEON SLSに迫り。トップのNo.55 ARTA CR-Z GTも視野に善戦を繰り広げる。
しかし直線スピードではSLSに対し勝算はなく、スリップストリームに入っても最高速で抜くことができない。結果SLSに前方をブロックされる展開のBMW Z4。その後トップのCR-Zとの差が10秒近くにまで広がる。
No.65 LEON SLS 、No.11 GAINER TANAX SLS 、No.0 グッドスマイル初音ミク
SLS そして我らが Studie BMW Z4の混戦集団となっていた。
そして11周目の最終コーナーでついに聖治選手が前のSLSをパス。12周目にスリップストリームで抜き返される。
そしてコーナー入り口でNo.11 GAINER TANAX SLSに越されてしまい、4番手。次の周回で再びNo.65 LEON SLSを抜き返し3番手になる。15周目にはベストラップを記録。
この混戦の中 トップのARTA CR-Z GTとの差は17秒に。そして次はNo.11 GAINER TANAX SLSが前方を塞ぐ。鈴木康昭監督はこのタイミングでのピットインを選ぶ。ドライバーチェンジ。ピットタイムは39.4秒。ピットを終えた後は一旦17番手に下がる。
ピット後の24周目に第4戦GT300の決勝ベストタイムである1分39秒997という驚異のタイムを叩き出す。
ヨルグ・ミューラー選手の猛追にトップとの17秒差が詰まっていく。
1分40秒台の超速巡航だ。
ピット後の32周目、No.7 Studie BMW Z4は7番手に復帰。わずか10でトップのNo.55 ARTA CR-ZGTとの差が約9秒に。
トップが視野に入ったその直後、BMW Z4のタイヤがバーストしス
ピンアウト。再びピットインして4輪を交換することになる。
2回目のピット後に周回遅れだった他のGT300のマシンに接触。マシンに異常を感じたヨルグ・ミューラー選手は3度目のピットインを余儀なくされる。そしてタイロッドが曲がっているのを確認し第4戦をリタイアで終えた。
シュタイフ「steiff」はテディベアでお馴染みのドイツの会社です。アリゲーターはそのグループ会社です。
テディベアの会社がカーレースのスポンサーなのは不思議かもしれませんね。BMWにアリゲーターはタイヤバルブをOEM供給しています。